睡眠導入剤と併用してはいけないもの

睡眠導入剤は睡眠薬よりも効果がマイルドであるため軽い不眠症状などを抱えている人に処方されることが多いのですが、しかしだからと言って「ただ飲めば良い」というものでもありません。
薬は正しく飲んでこそ初めて期待される効果があるのですから、睡眠導入剤の作用を妨げたり、効果を本来あるべきレベル以上に増強するようなことはしてはならないのです。
さて、それでは睡眠導入剤と併用してはならないものとしてはどういったものがあるのかというと、まず身近なものとしてあるのがカフェインやアルコール、タバコです。
カフェインを含む飲み物としてはコーヒーや紅茶、日本茶などがありますが、これらのカフェインやアルコール、タバコなどは精神を覚醒させる作用を持っています。
精神覚醒作用がある食べ物や飲み物、嗜好品を摂取してしまうと睡眠導入剤の催眠作用とは全く逆の効果が発揮されてしまいますから、結局薬を飲んだ意味が無くなってしまうのです。
次にチェックするべきとなるのが抗ヒスタミン作用のある薬です。
抗ヒスタミン作用は風邪薬や鼻炎薬、酔い止め薬や抗アレルギー薬などにある作用ですが、この抗ヒスタミン作用は睡眠導入剤でも活用される作用になっています。
もちろんあらゆるものがそうだというわけではありませんが、抗ヒスタミン作用の中で発生する眠気を睡眠導入目的に使用しているというケースは少なくありません。
これらを併用してしまうと相乗作用によって睡眠導入剤の効果が強まってしまう可能性がありますので、併用を避けるようにしなくてはならないわけです。
こうしたことに関しては睡眠導入剤を処方してもらう医師や薬剤師から説明を受けることになっていますが、服用して行く中で案外忘れてしまっている人は多いものです。
ですので睡眠導入剤を服用する際には常にこれらのことを確認し、徹底していくようにしてください。