睡眠導入剤の販売と症状とアテネ不眠尺度

睡眠導入剤の処方に関しては慎重に行われるべきであるとされていますが、薬局やドラッグストアでも手に入れることができるので、医療機関で睡眠導入剤を処方しなかったとしても、他の薬を利用する可能性が高くなっています。薬局で販売されているものは抗ヒスタミン剤の作用を利用したもので、副作用がほとんどないのが特徴ですが、高齢者などは昼間に眠気を感じるなどの副作用が出る可能性があります。また高齢者や軽度の不眠患者の場合には薬に頼らなくても生活習慣を改善するだけで眠れるようになるので、薬局などで販売されている睡眠導入剤に頼らない努力をすることが必要です。またストレスなどによる不眠は原因となる仕事が終わるだけで眠れるようになるので薬局などで販売されている睡眠導入剤の必要性がない場合もあります。アテネ不眠尺度は世界保健機関が中心となって設立をした睡眠と健康に関する世界プロジェクトによって作られた不眠症のガイドラインで、この尺度を利用することで自分が不眠であるかどうかを判断することができます。8つの質問が用意されているのですが、布団に入ってから眠るまでの時間や、睡眠途中に目が覚めるかどうか、総睡眠時間などに回答することで不眠であるかを判断できるので、この尺度を医療現場で利用する場合もあります。日常生活の中でできる不眠対策としてはカフェインの摂取を控えることや、昼間の時間帯に寝ないこと、朝起きてから仕事などで体を動かすことなどがありますが、安全性の高いハーブティーを飲むなどすると気持ちがゆったりして眠れることもあります。また寝る前にスマートフォンでSNSなどを見ることで、脳が覚醒したり、人間関係のトラブルを思い出すなどの悪影響もあります。